こむら返りー寒暖差の影響による

GWが明けてから寒暖差の影響からか季節外れの風邪にかかったという方が
患者さんや私の周囲の方からもちらほらと聞きます。
日中が夏日の気温であっても寝ている頃には気温が下がり冷えを感じて
目覚めてしまうこともあります。

実際に患者さんの足を触っていても冷えが強くなっていると感じる方もいます。
そして、足がつってこむら返りを起こしてしまった方もいらっしゃいました。

こむら返りは特にふくらはぎの筋肉に症状が出ることが多く
運動不足や筋肉の疲労が溜まったままの柔軟性がない状態で
脱水によるミネラル不足や寒暖差によって筋肉のけいれんが起きて痛みが出ます。

夏場は特にミネラル不足によるこむら返りが多くなりますが
今の時期ですと寒暖差の影響が大きいかと思われます。

寝具や寝間着は段々と薄くなりがちですが
寝ている時は冷えは足元から感じやすいために対策としては
つま先を覆わないようなレッグウォーマーなどで保温することと
寝る前に軽くストレッチしてあげることが予防となります。

頭寒足熱といって寝る時には足元は温めるほうが良く眠れますし、
不妊や更年期などの婦人科系が気になる方は特に足首周りは冷やさないように
心がけることをおすすめします。

これから梅雨でムシムシするとエアコン使うようになってきますので
ぜひ今のうちから足元が冷えないようにお気を付けてお過ごしください。