マタニティ鍼灸－妊娠中のマイナートラブルに軽減に

ここ１か月ほど妊娠中の方からマタニティ鍼灸について
お問い合わせやご予約をいただくようになりました。

鍼灸が初めての方から経験がある方と様々ですが、

ー妊娠中は鍼灸が良いと聞いたから…ー
－今まで受けた施術の中で鍼灸が身体に合っていたから…ー　など

飲み薬や貼り薬などに頼れない時期に
妊娠期間中のつわり・だるさ・むくみ・腰痛・不眠などのマイナートラブルを
軽減するために鍼灸を選んで下さっているようです。

妊娠期間中の辛い時期も個人差があり、
同じ方でも第一子目の時と第二子目でも違うために
ご来院の患者さんも初期から後期と幅広くそれぞれにお悩みも異なります。

鍼灸は二千年以上前からある伝統医療ですが
現代のように医療が発達していない中国の戦国時代に
出産で命を落とす女性や死産または産まれてもすぐに亡くなってしまう赤ちゃんが多く
人口が減ることは国力が下がるということで
母と子を守るために研究を重ねた国もあったそうです。

そのような側面から古くから鍼灸と女性の健康に深いつながりもあり
できることが限られる妊娠中には不快な症状を軽減するだけでなく
逆子矯正にも効果があるとされています。

とは言うものの、今の時代では鍼灸は代替医療となりますため
施術の前に経過について詳しく伺った上で
妊娠維持を優先としてお身体に合わせた鍼灸施術を行っていきます。
そして、症状緩和や安産のためにできるお灸などのセルフケアの指導もいたします。

もし妊娠中でお困りのことがあって鍼灸施術は適応かどうかなど、
気になることがありましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。